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Shinya Takeshi's Blog

トランプの4年間と、民主主義について

2020年11月19日更新

 こんにちは。このたび、弊社株式会社バリオのホームページを刷新致しました!
ご利用される皆様にとって、見やすく、わかりやすいホームページを目指して、適宜更新して参ります。
今後ともご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

 さて、前回投稿が2017年3月・・・(^^;トランプさんが大統領に就任して、今後4年間の世界の行く末に、かなりの絶望感を抱きつつ、子供たちの未来のために無謀な戦争だけは引き起こしてくれるな、と心より祈っていたものでした。

 トランプ大統領在任中の4年間、アメリカは多国協調主義を放棄して、ひとりアメリカの繁栄のみを追求する行動をとり続けました。世界経済の3割近くを占め、世界通貨ドルの発行権限を持ち、かつ世界を圧倒する軍事力を誇る国が、「パックス・アメリカーナ」(アメリカによる平和)を放棄することの衝撃は図り知れないものがあり、世界はその〈舵取り役〉を失い、その間隙を縫って、世界にその影響力を誇示・拡大しようと目論む中国やロシアの台頭を許す結果となりました。

 ここ一年あまり、自らの『レガシー』を残そうと、中国への関税圧力などを盛んに行いましたが、中国にはすっかり足元を見られ、結局は大した成果も上げることが出来ませんでした。

 以前のブログにも書きましたが、世界から流入する移民を受け入れながら成長する「アメリカ」という国は、《宇宙船地球号》が、将来にわたって繁栄できるか否かの、まさに“運命(さだめ)”を背負っている国家なのです。
 トランプ大統領は、そうしたアメリカの建国理念や、アメリカが世界で果たすべき役割を知らずに、ただ「大統領」になりたかっただけの人物であった、と思わざるを得ません。

 第二次世界大戦を引き起こした「ヒトラー」が、当時のドイツにて民主主義的手続きを得て権力を手に入れた過程を、民主主義国家に生きる我々は、いま一度学ぶ必要があるでしょう。
 この日本も、「大正デモクラシー」という言葉に象徴されるように、戦前から「帝国主義」を標榜していたのではなく、政党政治、議員内閣制による、現代日本とさして変わらない民主主義国家であったことを、どれだけの日本人が理解しているのでしょうか。
 そして、民主主義先進国?であるアメリカに住まう人々も、再度「民主主義とは何か?」を見つめなおす時期にあるのかも知れません。

 様々なことを、考え直し、見つめなおす機会を与えてくれた、この4年間でした。

 

 

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