「杞憂」は、現実となるのか???
2016年5月6日更新
こんばんは!
何と、今年初の書き込みとなりました><。大変申し訳ありません・・・汗。
色々とお伝えしたいことはありましたが、正に「光陰矢の如し」。油断すると、このようになってしまうのだと、改めて反省しているところです。
さて、昨年最後の投稿にて「トランプ旋風」について書かせていただきました。あれから5ヶ月。
「杞憂」であり、現実には起こりえないであろうと考えていた「トランプ氏」の勝利・・・。
未だに信じることができない、否、信じたくない事実が、我々の目の前に出現することとなりました。
「杞憂」(きゆう)とは、昔、中国の“杞”という国に住む人が、空を眺めて“あの空が、落ちて来たらどうしよう??”と心配してばかりいたことから生まれた言葉であり、現実には起こりえないことを心配する様子を指す成語です。
今回のアメリカ大統領選挙に注目していた世界中の人々は、いかにトランプ氏が“暴言”を吐いたとしても、アメリカの“良心”が、それを許すはずがないと期待していたはずです。当事者であるアメリカ国民の大半も、同じ気持ちであったのではないでしょうか?
万が一にも、トランプ氏が共和党の大統領候補に指名されることはありえない!しかしながら、これまた万が一にも、トランプ氏が指名される状況になったら・・・と、「杞憂」を感じていた人々にとって、その「杞憂」は、残念ながら“現実”に一歩近づいた、と言えるでしょう。
彼(トランプ氏)は、『強いアメリカを取り戻す!!!』と連呼しています。それが、アメリカの現状に不満を抱く国民に支持されている、との報道もあります。どこかの国でも、同じようなフレーズを聞いたことがあるような、ないような・・・(笑)。
『強さ』とは、『強い国』とは、何を指して言う言葉なのでしょうか?
強さ=戦争に強い国?
強さ=他国に譲歩しない国?
強さ=他国に、自国の主張を全て従わせることができる国?
強さ=自国の繁栄のみ追及して、他国を顧みない国?
強い!強い!強い!・・・。
日本のすぐ隣に、「強さ」を自慢する(したい)国家が存在していますが、何故、どこの国も無条件でその国を歓迎していないのでしょうか?
答えは明白です。「尊敬」できる国ではないからです。
アメリカという国家が「世界の警察」と呼ばれているのは、世界の国々が、アメリカという国家を「尊敬」し、「信用」していたからこそ、です。
それを理解せずに、どこかの国のように、自国の利益のみ追及して行動する国家になるとしたら、世界中のどの国が、アメリカを「尊敬」して、「信用」するのでしょうか?
大統領選挙の本選まで、あと半年。『アメリカの良心』が、取り戻されることを、切に希望して止みません。
未来に生きる子供たちのために・・・。
希望に溢れる「宇宙船地球号」の為に・・・。
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