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Shinya Takeshi's Blog

たゆまぬ変革の努力が、求められる時代。

2021年1月13日更新

こんにちは。

緊急事態宣言が1都3県に発令されて、1週間が経過しようとしています。前回のような効果が見込まれない中、遅きに失したとも言われるタイミングでの発令でした。先月には、日本医師会を始めとした各医療機関から、現場体制のひっ迫・崩壊が叫ばれていたにも関わらず、やれ「感染者数の推移を見守ってから」などと悠長なことばかり言っている間に、坂道を転げ落ちるかのように事態は深刻な方向へと。コロナが終息した後、この責任を取ろうとする現政府・与党の議員など、誰一人としていないことだけは明白でしょう。

ことほど左様に、我々の選択してきた政府(投票率や得票率を勘案して、約2~3割の国民の選択ではあります)が、危機に際して頼りにならない存在であったとは誰が想像できたでしょうか。
しかし悲しいかな、これが現代日本の「制度」の限界だと、私たちは気づくことができました。前回の投稿にも書きましたが、いま、私たちが住まう日本で起きていることは、戦後日本が享受してきた「平和」という世のなれの果て、なのです。

明治維新は、250年以上もの泰平の世を謳歌してきた江戸幕府、ならびに庶民が「たった4杯」のアメリカ艦隊のために、目を覚まされた結果です。「鎖国」をすることによって、日本国内の政権は維持できたとしても、それでは日本を守ることができない、と、時の権力者から庶民に至るまで、気が付いて行動した結果なのです。

コロナ禍にあえぐ、今の日本はどうでしょうか。戦中・戦後世代の皆さまが苦労して築き上げてきた「平和」に甘え、その平和を維持・発展させるための努力を怠ってきたのではないでしょうか。政治や世界の動向に無関心な若者が増え、その結果、
・公職選挙法に違反して逮捕されても、臆面もなく議員の席にしがみ付く議員。
・収賄容疑で送検されても、反省の弁もない議員。
・明らかな公文書偽造を指示し、部下が自殺しても、何も思わない議員や役人トップ。
・後援会の会合費用を第一秘書が補填していた事実を、ロクに調べもしないで、国会にて堂々と「うそ」の答弁を繰り返した元首相。
が、国会にはびこることになっています。「自浄作用」など、臨むべくもありません。

私たちは、日常で「当たり前」と思っていることでも、「伝統」だからと無自覚・無批判に受け入れるのではなく、今の時代や将来を見据え、より良いものに改善・発展させていく努力が必要です。
簡単なことではないかもしれませんが、我々一人一人が、少しずつの努力を惜しまなければ、まだまだ日本も「間に合う」はずです。

「たった4杯」で、劇的に変容を遂げることができたDNAが、私たちの身体にもきっとあることを信じて。

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